オール電化全般

Q オール電化にすると月々の光熱費が心配・・・・
A オール電化にすると、電気代、ガス代と分けて出費していた光熱費をひとまとめにできることから、 基本料金だけでも大きなメリットが生まれます。

気になる調理時の光熱費も、機器性能の著しい向上によりガスコンロと同等もしくはそれ以下。 深夜電力を利用できる給湯は、光熱費を一番節約できるポイントとなります。 しかも、新発想給湯機エコキュートなら、空気の熱を利用してお湯を沸かすため、 さらに大きな節約ができるようになります。

最近では、床暖房や浴室乾燥機でも、「省エネ」や「光熱費の安さ」を売りにした 新商品が登場しています。

Q 全部電気にすると、停電したとき心配・・・・
A 電気以外の熱源でも制御用に電気を利用しているものが多くあり、 停電した場合は使えませんから、 特にオール電化住宅 だから困るということはありません。

ちなみに、年間停電時間は平均で約3分間程度と、海外に較べても、かなり短くなってお り、過去の震災でもライフラインの中で、電気が早く復旧しています。(下グラフ参照)

ちなみに、エコキュートや電気温水器などは、貯湯式の給湯機のため、万一の際は、非常用水としてもご利用いただけます。

Q イニシャルコストが高いのでは?
A たしかに、機器の価格としては「ちょっと高い」と感じる人も多いでしょう。しかし、オール電化機器は燃焼部分がないため劣化が少なく、長持ちするのが特長です。たとえば、電気温水器の平均寿命は約 15年。20年以上使用されているご家庭も珍しくありません。

また、月々の光熱費が安くなることや、キッチンの油汚れが減少するのでリフォームのスパンが長くなること、結露が発生しにくいので住まいの寿命を縮めないことなどを考え合わせると、オール電化は長期的に見て経済的であるといえます。

また、金融機関によっては、オール電化を導入した場合限定で、ローン金利が優遇される制度があります。新築時に利用すると、金利優遇を受けない場合に比べて大きなメリットが生まれるため、トータルコストがさらにおトクになります。また、リフォームの際に初期費用負担が気になる方にもおすすめの制度です。

Q オール電化割引がある火災保険商品があるって聞いたけど
A 火災保険商品の中には、オール電化であれば、保険料を割引するという商品があります。火を使わないオール電化ならではの、家計に優しいメリットです。

最近では、新築割引などの他割引とも併用可能な「オール電化住宅割引」が一部の火災保険で適用されます。この割引はAIU保険会社がオール電化住宅の火災リスクの低さに基づき認可申請し、監督官庁より日本ではじめて認可を取得したものです。
オール電化住宅の優位性・安全性がリスク評価のプロである保険会社にも認められました。

Q オール電化機器購入向けの優遇ローンがあるって聞いたけど
A オール電化仕様住宅の新築・購入(マンションを含む)資金に対する優遇金利ローンや、オール電化採用に伴うリフォーム資金に対する優遇金利ローン、オール電化機器購入に限定した優遇金利ローンなど、金融機関によって様々な商品があります。月々の光熱費メリットに加え、トータルコスト面でさらにメリットが期待できます。
具体的な金利・サービス内容、利用対象、借入上限額などは、金融機関によって異なりますので、ご留意下さい。

なお、住宅の新築・購入資金などを対象としたローンの場合、借入金額が大きいと、金利優遇に伴うメリット額も大きくなります。長い目でみると、オール電化採用に伴う費用負担を結果的に軽減できるだけでなく、それ以上のメリットが期待できるケースもあります。

Q 電気料金の5%割引(全電化割引)は、どうしたら適用が受けられるの?
A Eライフプラン(3時間帯別電灯)にご加入いただくとともに、 お客さまの住宅でご使用される熱源が調理・給湯だけでなく、暖房等も含めすべて電気でまかなわれることが条件となります。

クッキングヒーターを使う時間の料金がおトク!!
家族が団らんする朝晩・休日等の時間帯に「@(アット)ホームタイム」を設定。 深夜時間以外にも、割安に電気がお使いいただけます。

さらに、深夜時間帯の料金は断然おトク!!
23時~7時までのナイトタイムは、さらに電気料金が割安。 タイマー等を使って上手に電気を使うと、電気料金が節約できます。

5%の電気料金割引を実施
調理・給湯だけでなく、暖房等も含めご家庭の熱源をすべて電気にしていただくと、電気料金を5%割り引きいたします。

IHクッキングヒーター

Q 電気の調理器は「火力」大丈夫なの?
A これまで実際にご利用いただいた方の95%が、「強い火力に満足」 とお答えいただいています。

過去のイメージとは、まったく異なり、 大きな進化を遂げたクッキングヒーター。 特にIHタイプはお鍋自体をヒーターのように発熱させるため、 熱効率がよく、2kWもあれば、ガスコンロのハイカロリーバーナーに 相当する火力を発揮します。

Q 電気だと、美味しく調理できるか心配… 煮えムラ、焼きムラは大丈夫?
A IHクッキングヒーターの「売り」は驚くほど強い火力。 鍋底全体を発熱させ食材にまんべんなく短時間で強い火力を伝えることができるため、 炒め物もシャキッと美味しく仕上がります。
微妙な温度調節が決めての揚げ物も電気は得意。 180℃などお好みの温度にワンタッチ設定できるため、 揚げ物が苦手な方にもピッタリです。
また、煮込料理も、長時間とろ火でも立ち消えの心配がなく、 マイコン制御で長時間一定の加熱を保ち続けることができるため上手にこなせます。
ロースター内では燃焼による余分な水蒸気が発生しないため、 魚もカラッと美味しく焼き上がります。両面自動焼きが主流です。

ちなみに、「IHは、鍋底の中央に熱が集まるのでは?」というような質問がありますが、 メーカーの機器開発により2年ほど前から「均一加熱」が可能となっています。

また、従来型のものをお使いの方でも、メーカー説明書等に上手な作り方が記載されていますので、 ちょっとしたコツを掴めば、薄焼き卵やホットケーキなどの焦げ目がつきやすい料理も上手く こなせるようになるそうです。

Q システムキッチンだけどクッキングヒーターに取り替えられるの?
A クッキングヒーターも幅60cmの規格サイズのビルトインタイプと、 キッチンに据え置きできる2タイプがありますので簡単に取り付けができます。

200Vの電気工事が必要になりますが、ほとんどのお宅の分電盤まで200V はきていますので心配いりません。※詳しくは当社にご相談下さい。

Q クッキングヒーターは使える鍋が限られるんじゃないですか?
A IHタイプでは、今あるお鍋を全部買い替える必要はありません。 鉄製のフライパンや鉄板、鉄鋳物、鉄ホーローなど、磁石がくっついて、 鍋底が平らで、その直径が12cm以上のものなら大丈夫。 土鍋や底の丸い中華鍋、銅やアルミの鍋類は使用できませんのでご注意ください。

ただし、「ラジエントヒーター」なら、底が平らであれば、 どんなものでも使えます。 例えば、網でおもちを焼くこともできます。

多くのクッキングヒーターは「IH」と 「ラジエント」を組み合わせたタイプとなっておりこれなら使う鍋によって 使い分けることもできます。

最近ではIHの普及にあわせて、軽量タイプや、お値打ちタイプ、IH専用土鍋など 様々なタイプの鍋も発売されています。
また、鍋や多層式鍋などこれまで使えなかった金属鍋も使用できるオールメタル対応のIHも登場しています。

Q クッキングヒーターのトッププレートは割れたりしないのか?
A トッププレートは耐衝撃性の非常に高い硬質セラミックでできているため、 簡単には割れたり、傷ついたりしません。

Q 電気にすると、操作の勝手が違うのでは? 操作が難しいのでは?
A メーカーによっては大型液晶パネルでタッチ式の操作ボタンが付いていたり、 タイマーや温度調節が自動でできる機器がありますので、 お年寄りの方にも簡単に操作ができます。

また最近では、上面プレートに操作ボタンがついたタイプが登場しており、 かがまなくてもラクな姿勢のまま操作できるようになりました。(写真参照)

 調査結果によると 9割近いユーザの方は約1週間で操作(製品)に慣れたと答えており (※)、 すぐに使いこなせるようになるでしょう。

 なお、60代以上では83%が「1週間で慣れた」と答えており、 高齢の方でも上手に使われているようです。

※松下電器産業472名への調査結果

Q 火がないので、操作しているかどうかわからないのでは?
A トッププレートに、現在の火力の強さを示す表示が点灯しますので問題ありません (写真参照)
しかも、上面に表示されているため、炎の場合のように、かがまなくても火力の強さが ひと目でわかります。

また、空だきや、鍋無しの状態で加熱する場合の自動OFF機能やチャイルドロック機能 など各種安全機能も充実しているので、万が一の場合でも安心です。

Q 最大能力で、3口同時使用できないのでは?
A 3口同時に使用することはできます。ただし、それぞれを最大火力で使用することはできません。
しかしIHの火力は非常に強力なため、一般的な家庭料理を作る中では、3口とも最大火力で 使用しなければならないケースは大変まれであり、通常はその必要性は乏しいといえるでしょう。
ただ、「どうしても気になる…」という方には、最大加熱能力が5.8kWまで使えるようになった(従来4.8kWまで)IHクッキングヒーターも登場していますので、そちらのタイプをおすすめいたします。

Q IHクッキングヒーターの使用に関する注意事項は?
A クッキングヒーターの採用で、調理方法が難しくなるわけではありません。基本的には、これまでと同じ感覚で調理できますが、以下のポイントにご留意下さい。
また、詳しい注意事項は、必ずメーカー取り扱い説明書をご確認下さい。

<予熱について>
IHクッキングヒーターの場合火力が非常に強いので、フライパンを事前に暖めておくなどの長時間予熱の必要がほとんどありません。加熱性に優れているため、経済的にお使いいただけます。ちなみに、予熱しすぎると、安全機能(過昇温防止機能)が働いて、火力に制御がかかり、食材を入れるまでに火力が弱くなってしまうこともあります。
最近、予熱を長時間行い、「IHは炒め物がうまくできない」「火力が弱い」といった実演PRを行っているケースもありますので、ご注意下さい。

<あおり料理について>
料理でフライパン等をあおる時は、従来のようにフライパンを持ち上げる必要はありません。左右にずらしたり、中のものを箸でかき混ぜれば結構です。均一加熱が可能になっていますので、わざわざ持ち上げてあおる必要はありません。

<天ぷら料理について>
天ぷらの際は、メーカー推奨の専用鍋で調理してください。また、油量が少ないと温度センサーがうまく働かない場合もありますので、必ずメーカーの説明書をご覧下さい。
ちなみに、少量油でも温度制御できるIH専用天ぷら鍋も登場しています。

Q IHクッキングヒーターの電磁波の影響は?
A 中部電力様では国内外の公的機関で公表された科学的根拠に基づく見解を総合的に判断し、『IHクッキングヒーターの電磁波(電磁界)は人の健康に影響を与えることはない』と判断しております。
IHクッキングヒーターからは、2種類の電磁波が発生しています。

・ 鍋を加熱するときの20~90キロヘルツの電磁波
・ 一般の家電製品と同じ60ヘルツの電磁波
IHクッキングヒーターからの電磁波のレベルは、国際的なガイドライン(国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP※1) のガイドライン※2 )を大幅に下回っています。

▼ヘアドライヤーは3cm、電気カーペットは2.5cm、それ以外は30cmの距離における電磁波のレベル。
▼IHクッキングヒーターの電磁波の測定方法は国際規格IEC62233の中で定められております(IEC=国際電気標準会議)。
※1 国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)は世界保健機関(WHO)と公式的な関係を持つ非政府組織(NGO)であり、大学の研究者や有識者によって構成された中立の組織です。
※2 1998年にICNIRPがWHOなどの科学的知見をもとに定めたものです。
※3 社団法人日本電機工業会「IHクッキングヒーター電磁波Q&A」HP
※4 旧通産省資源エネルギー庁「電磁界影響に関する調査・検討報告書」(1993年)
国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)、世界保健機関(WHO)、経済産業省資源エネルギー庁など、国内外の公的機関による報告書(声明)はいずれも、「居住環境における電磁波(電磁界)による有害な影響は認められない」と結論づけています。

エコキュート

Q 空気の熱で、ちゃんとお湯が沸くの?
(寒い冬でも、空気の熱でお湯が沸くか心配)
A エコキュートは、最低気温-10℃の地域でも使用できます。
(寒冷地仕様なら、-20℃の地域でも使用できます。)

 空気中から「熱エネルギー」を少しずつ集め、電気の力で圧縮して高温の熱を引き出すため、天候に左右されず、寒い冬でも安定して90℃ものお湯を作り出すことができます。

 また、エコキュートで利用されているヒートポンプ技術は、すでにエアコンなどで実用化されている技術を給湯に応用したものですが、冷媒(※)にはフロンでなく、CO2を利用しています。CO2は加熱能力に優れるため、外気温が低くても90℃の高温給湯が可能となります。

(※) 冷媒は、空気から熱を吸収しお湯に伝える役割を担います。

Q エコキュートでの電気の役割は? 今までのヒーター式電気温水器との違いは?
A 電気はヒートポンプユニットを「運転」するための電源として使われます。
 これまでの電気温水器(ヒーター式)は、電気ヒーターが発熱してお湯を沸かす仕組みでしたが、エコキュートでは、空気の熱が主な熱源。電気は、そのエネルギーを引き出すためのサポート役となります。

 ここでの電気の主な役割は、ファンを使ってCO2冷媒に空気の熱を吸収させ、それを圧縮すること。この圧縮により、CO2は高温となり、90℃のお湯を沸かすことができるようになります。

Q エコキュートを利用する場合の電気料金契約メニューは?  配線方法は?
A エコキュートを利用するためには、「Eライフプラン」か「タイムプラン」、いづれかの料金プランをご利用いただくことになります。

 オール電化の方には、「Eライフプラン」、オール電化ではないけどエコキュートだけ、という方には「タイムプラン」がおすすめです。
エコキュートの配線方法

 エコキュートを利用するためには、「Eライフプラン」もしくは「タイムプラン」といった電気料金制への加入が必要となり、配線方法は以下2つのどちらかとなります。

Q エコキュートを利用する場合の電気料金契約メニューは?  配線方法は?
A エコキュートを利用するためには、「Eライフプラン」か「タイムプラン」、いづれかの料金プランをご利用いただくことになります。

 オール電化の方には、「Eライフプラン」、オール電化ではないけどエコキュートだけ、という方には「タイムプラン」がおすすめです。
エコキュートの配線方法

 エコキュートを利用するためには、「Eライフプラン」もしくは「タイムプラン」といった電気料金制への加入が必要となり、配線方法は以下2つのどちらかとなります。

※2計量方式(エコキュート用に別個でメーター設置する方式)はご利用できません。

Q エコキュート導入には、国から補助金が出るってきいたけど…
A 省エネ効果の高い給湯機としてエコキュートは、国からの補助金交付対象として認定されています。 初期費用負担を軽減できるうえ、月々の大きな光熱費メリットがあることから、 導入時の差額分も早期回収が期待できます。

また、エコキュートなどの電気給湯機は、火を使わないため劣化が少なく長持ちすることから、 トータルコストでも大きなメリットが生まれやすくなります。

Q エコキュートの動作音はどうなの?
A 各メーカーによっても異なりますが、平成15年度以降に新登場する機種では、39dB程度と、 平成14年度以前に発売されていた機種(43dB)に較べ、静音性は大幅に向上しています。
※39dBと43dBを較べると、実際に聞こえる音のレベルとしては半分以下。騒音として認識されにくいレベルの音です。

家庭用ルームエアコンの室外機45dB程度、ガス給湯機48db程度と較べても、それ以下の水準となっていますが、ご近所への配慮は必要です。

Q エコキュートは寒冷地でも使用できるの?
A 冬期-10℃以上の地域ならば通常タイプで使用できます。
冬期-10℃~20℃の地域向けの場合は寒冷地タイプをお使いいただけます。
※ただし、多機能タイプは冬期-10℃以上の地域に限られます。

また、-10℃をわずかに下回った場合、一切お湯が沸かないというわけではなく、沸かすのに時間が長くなるということです。

ちなみに、通常タイプと寒冷地タイプの違いは、コンプレッサーの能力が高められていること、屋外に設置されるため霜取りや凍結防止が強化されていることなどがあります。

配線情報

Q オール電化にするには(200ボルト機器を使うには)、どんな電気工事が必要なの?
A オール電化に必要な200ボルト配線は、多くの場合は、 家の中まで来ていますので、 基本的には、分電盤からクッキングヒーターや 電気給湯機などの機器までの配線工事を行えば、 200ボルト機器(オール電化機器)は利用できます。

また、お客さまの電気設備状況によっては、その他工事も必要になりますので、 詳しい内容については以下をご覧ください。 新築やリフォームにあわせて行えば、工事は簡単かつ経済的です。

オール電化に必要な電気工事

分電盤をご覧下さい。
「単相3線式」配線のご家庭では、3本の電線で電気が送られてきています。 (※) 
この3本の電線のうち、2本を使い分けることで、実はご家庭でも100V(ボルト)と200V両方の電気機器が使うことができます。
※単相3線式は、ほとんどのご家庭で採用されている配線方式です。

Q オール電化にするには、どんな設置工事が必要なの?
A クッキングヒーターには、システムキッチンサイズのビルトインタイプと、 ガステーブルの流し台スペースにおける据え置きタイプの2種類があり、 いずれも設置は簡単です。

エコキュートや電気温水器などは、設置面積を考慮する必要があります。 最近では設置面積に配慮したスリムタンク型なども登場しています。 機器設置に関する工事内容・目安については、 以下でご紹介していますので、ご参照ください。

Q Iオール電化で使う200ボルトって何?
A 200ボルトは、2倍にパワーアップした電気の使い方
照明やテレビなど、皆さまがご家庭で使用している電気は100V(ボルト)の電圧がほとんどです。200Vとは、この100Vのパワーを2倍にして使えるパワフルな電気の使い方です。もちろん、200Vを使いながら、通常の100Vの電気機器もご利用できます。

パワー不足という弱点を補い、
安心・清潔などの長所を生かした200ボルト
照明・テレビ・冷蔵庫など通常の家電機器を使う場合には100Vでも問題ありませんが、調理など短時間で強いパワーが必要となる場合には、100Vではパワーに限界があります。
例えば「電気の調理器はパワーが弱い」と思っている方は、ワンルームマンションなどに多かった渦巻き状の電気コンロのイメージが強いのではないしょうか?
こういった100V式の弱点である「パワー」を補いつつ、安心・清潔・制御性に優れた電気の長所を生かしたのが200Vです。
※最近の電気式コンロはIH式が主流で、
 渦巻き状のタイプとは加熱の仕組みも外観も異なります。

最近増えている200ボルト
200V機器は、パワーが必要な機器を中心に増えています。
例えば、強い火力が必要なクッキングヒーターや、大量のお湯を沸き上げる電気温水器・エコキュート。 また、エアコンや床暖房、浴室暖房乾燥機、食器洗い乾燥機、オーブンレンジなどでも200V機器が増えており、今や火を使わなくても、パワーフルで快適な暮らしができるようになってきました。

200ボルトだからといって料金が高くなるわけではありません
200Vだとパワーに比例して、電気料金も倍になるというわけではありません。
例えば同じ量の水を沸騰させる場合、200V機器ではパワーが倍になる分、沸騰までの時間は半分ですみます。使う電気の量(kWh)は変わらないわけですから、電気料金は100Vの場合と変わりません。 つまり、電気料金は、使った電気の量(kWh)で決まるのであって、電圧(ボルト)の違いで変わるわけではありません。
※kWh=電圧(V)×電流(A)×使用時間
 200Vの場合、パワー(V)が倍になっても使用時間が半分のため、電気の使用量は同じです。

こんなに経済的な200ボルト オール電化ライフ
オール電化向けの料金プラン(Eライフプラン)に加入した場合、浴室暖房乾燥機や食器洗い乾燥機などタイマーを使って深夜に運転させれば、料金単価は昼間の約1/3。 5%の電気料金割引制度とあわせて、光熱費を大きく節約できます。 また、オール電化にすると、電気・ガスと分けて支払っていた光熱費を1本化できるため、例えば基本料金だけを見ても大きな節約になります。

※調理・給湯だけでなく、暖房などすべての熱源を電気でまかなう場合の割引制度(上限2,100円/月)

200Vは実は家の中まで来ています。